夫のアトピーの波は静かに見守り感謝する
フリーランス転勤妻のウニです。
夫はアトピー暦30年、中々重ためなやつ抱えてます。
夫のアトピー波浪警報
先週は北海道にも猛暑がきましたー。
気温が30℃を越えたあたりから、夫のアトピーが悪化。
暑さに反応したんでしょうか。
とにかく痒みがひどいようで、全身掻きむしってしまい、掻いた部分が赤く腫れて熱くなっていました。
掻かないと辛い、掻いても辛い。
日中は保冷剤片手に痒みに耐えながら仕事をしていたようですが、ものすごく疲れた顔で帰ってきます。
夜は痒みで寝られず、何度も起きては扇風機に当たり保湿クリームを塗ってを繰り返し、力尽きてやっと寝れるという状況。
痒みで身体の内側は火照っているのに、外側はクーラーと扇風機で冷やしているので寒くて震えていました。
火星が接近した日が特に酷くて、体力的にも精神的にも限界がきていました。
ここ最近の夫は割と調子が良かったので、夫もわたしもびっくりの波でした。
荒れてる時は静観する
息も絶え絶えな数日を過ごした夫でしたが、気温が下がるにつれて少しずつ落ち着き始めました。
しかーし…そんな最中にケア用品を変えてしまうという失態。
調子が悪い時のケア用品チェンジは言語道断だと、夫自身も経験則で知っていたのですが、諸々の事情が重なりやむなく…
案の定それが引き金となり、ぶり返してさらに数日苦しむことに。
結局、最終手段のステロイドに頼ることになってしまいました。
夫は調子が悪くなると、気持ちも負けていきます。
イライラ、しょんぼり、自暴自棄のネガティヴループに突入します。
勉強や趣味なども手につかず、全てが一旦停止になります。
わたしはそれを見ても、過剰に心配して大げさに寄り添ったりはしないようにしています。
紆余曲折の末、ストレスを与えない、動じないという姿勢に終着しました。
もちろん、夫には言いませんし態度にも出しませんが、本当は心配だし、夫が辛そうなのが辛いです。。。
夫のアトピーは治ると思っていますが、こうゆう時にアトピーの大変さと根深さを垣間見て複雑な気持ちになります。
ピンチはチャンスと感謝する
夫の肌が荒れモードになると、わたしの目も敏感になります。
調子が悪くなってからでは遅いんですが…
でもピンチはチャンスの精神で、食生活等を見直す良い機会にしています。
今回調子が悪くなった原因は何だろう?
今回はどんな風に調子が悪いんだ?
今これ食べて平気かな?お肉は控えた方がいいのかな。
布団やシーツを洗って、掃除もこまめにしておこう。
などなど、意識が少し高くなります。
そんなことを繰り返していたら、少ーしずつ夫と自分の体のことがわかるようになってきました。
本当にひとつずつ、少しずつですけど。しかもそのひとつずつのプロセスも長い。
例えば、ラーメンは身体に合わないという事実ががあっても、美味しいから食べたいんです。
だから、
お腹を下す → 何でだ? → ラーメン食べただけだけど?
お腹を下す → 何でだ? → ラーメン食べたな。
お腹を下す → 何でだ? → さっき食べたラーメンかな?
お腹を下す → 何でだ? → やっぱラーメンだよな…
って意識して認めて、納得しないといけない。
そこから、じゃあラーメンの何が身体に合わないのか?を考える。
事実を検証して認める、その繰り返しです。
夫とわたしはそんな風にして、体に向き合っていきました。
特に夫の調子が悪い時にはそのアンテナがかなり活発になるので、良い機会と捉え感謝しています。