子宮筋腫の手術はしないという選択
フリーランス転勤妻のウニです。
わたしには子宮筋腫という悩みがあります。
日常に影響はなく、生理が少し重く腰痛があるくらいですが、拳大くらい大きいので妊娠・出産への不安があります。
子宮筋腫の手術を勧められて
子宮筋腫が発覚してから、定期的に大きさを調べに産婦人科に行っていました。
7cmを超えたあたりから、どこの病院でも手術を勧められるようになりました。
今なら腹腔鏡手術でも間に合うかもしれません。
これ以上大きくなると開腹手術になりますが、綺麗に取りきれます。
放っておくと妊娠出産に悪影響が出る可能性があります。
サイズが大きくなるにつれて、不安を煽ることばかり言われました。
わたしなりに子宮筋腫に関係する本や情報をいっぱい読み込んで、同じように子宮筋腫を抱える人の話も聞きました。
手術をして治した人、手術しないで治った人、手術したけど再発した人、筋腫があっても出産した人、子宮筋腫の手術の賛否、などなど。
子宮筋腫についての知識は増えて行きましたが、調べれば調べるほど、手術をするかしないかについては人によりけり。
外には私はどうしたらいいのか?に対する答えは見つかりませんでした。
手術に対する不安の正体
手術をすべきか否か、調べては悩む日々でした。
結論が出ない中、医療に従事している知人が言った一言がわたしに刺さりました。
「人間の内臓がむやみに空気に触れて良い事はない。」
知人は、本来何もなければ内臓は空気に触れることはない臓器であり、それを外気に晒して良い事などひとつもないと言いました。
わたしにはその言葉を聞いて、筋腫を取ることよりも他の内臓や体への影響が心配なんだと気づきました。
医者は、切って取ってハイおしまい!すぐですよ。って簡単にいうけれど…わたしにとっては、手術後もずっと付き合っていく大事な身体です。
開腹による合併症や感染症のリスク、手術による身体への負担(免疫力や抵抗力が弱化)、お腹に傷が残る、再発の可能性、など懸念を挙げだすとキリがない。
そんなことを考えたら、じゃあ切ってくださーい。なんて易々とは言えないのです。
単純にわたしは注射もダメなので、手術は怖いからできればしたくないという気持ちもありました。
子宮筋腫の手術はしない
悩んだ末に、子宮筋腫の手術はしないと決めました。
わたしはお腹を切らずに子宮筋腫と向き合う。
幸い身体や健康のことに詳しい友人知人が多く、手術以外の方法を探すには良い環境にありました。
今までそれなりに健康体で生きてこられたので、健康についてあまり意識することがなく、身体にも無頓着で20代半ばまで過ごしてきました。
このタイミングで子宮筋腫が見つかったということは、そろそろ自分自身にも目を向けなさいという思し召しなのかなと思考を切り替えてみることにしました。
手術はしないが保険には入っておく
実は子宮筋腫が発覚してすぐに、ほけんの窓口へ駆け込みました。
女性特有の保障がある保険に入りたいです、と。
20代半ばの独身女性(結婚の予定なし)が、自ら保険会社を尋ねてくることあまり無いようで、店員さんは少し驚いていました。
希望の条件を伝えて、掛け捨てで少額の傷害保険(女性特有に手厚く、妊娠出産もカバーされているもの)に入りました。
誰に言われたわけでもなく、自ずと足が向かっていたのできっと不安だったんでしょうね。
今も現在も契約中ですが、数年前に保険会社の友人に見直しをしてもらった所、現状でOK見直しの必要なしと太鼓判をもらいました。
契約したのが若かったこともあり、手厚い内容ながら安くで契約できたようです。