夫のアトピー脱ステ奮闘記|朝方生活のその後
フリーランス転勤妻のウニです。
アトピー暦30年の夫が脱ステロイドを決意。
「夫のアトピー脱ステ奮闘記」、朝方生活を始めてみたその後です。
子午流中を意識した朝方生活
診療所で教わった中医学の知識「子午流中」。
24時間の臓腑気血の流れのリズム↓を現したものです。
この時間に沿ったリズムで食生活をすると良いとのことで、生活リズムを変えてみました。
①7時~9時に朝ごはんを食べる。無理しない範囲で夜ごはんは抜く。
②19時~21時には就寝する。
やってみると、朝ごはんを食べる、夜は抜く、はすんなりできたのですが、21時就寝が意外と難しい…
朝方生活の実践
初日、夫は21時の就寝でスッと眠りにつきました。夫の特技はすぐ寝ることです。
しかし、2時間ほどすると夫がボリボリと身体を掻き始めました。私は眠りが浅いので少しの物音で目が覚めます。
結局、少し寝て少し掻いて、を繰り返したようです。
2日目6時起床。
目は覚めましたが全然寝れていないとのことで、布団の中でゆっくりしていました。
朝ごはんはきっちり食べて、少し早めに出勤しました。
夫、意を決してこの日、会社で物申してきました。
しばらくアトピーの治療に専念したいので、夕方の残業を辞めて早朝出勤に切り替えたい。
体調により急に休む事も増え、迷惑をかけるが理解してもらいたい。
と。
夫の上司、部下は、二つ返事で協力するよと了承してくれたそうです。感謝。
本当に感謝しかありません。
ここまできたら、頑張るしかありません。
3日目、6時起床。
就寝時はすんなり寝られるのですが、少し寝て少し掻いて、を繰り返すので寝不足が改善しません。
朝ごはんはきっちり食べて、7時に出勤しました。早朝出勤の開始です。
定時に退社し寝る準備をして、20時に就寝しました。
4日目、6時起床。
夜は相変わらず、少し寝て少し掻いての繰り返し。
私は早起きに身体が慣れてきました。
夫はそもそも寝れていないので慣れる慣れないの話ではないそう…
それでも朝ごはんはきっちり食べて、早朝出勤しました。
定時に退社し寝る準備をして、20時に就寝。
この日は就寝時に、夫に手を縛ってくれと頼まれました。
寝苦しそうな体制にもかかわらず、特技すぐ寝るに助けられて寝入りは早かったです。
5日目、6時起床。
結局縛った手は解けて、少し寝て少し掻いて、を繰り返したようです。
少し寝れるようになったみたいですが、寝不足は解消とまではいかず。
今日は金曜最終日!と言って、意気込んで出勤しました。
定時に退社し、なんとか1週間持ちこたえたー!と言って倒れこみました。
少しゆっくりして、20時に手を縛り就寝しました。
6日目、7時起床。
夜中に紐を解き、かくことはやめられず、寝不足で朝を迎える。
私の朝ごはんの合図でのそっと起きてきて、朝ごはんはしっかり食べました。
それからもう一度就寝、10時ごろ起きてきて、ウキウキとランチに出かける準備。
自然派思考のお店のランチをチョイス。揚げ物だけど笑
夫、めっちゃくちゃ美味しそうに食べていて、とても満足した様子でした。
毎日痒くて辛そうだから、ご飯だけでも美味しく食べられて良かったなと思いました。
定刻20時に手を縛り就寝、「すぐ寝る」を発動。
6日目
手を縛ったまま朝を迎えていて、割と寝られたようです。よかった。
雑穀と野菜中心の朝ごはんを食べて、この日は酵素浴に行きました。
お昼ごはんは蕎麦。
定刻20時に手を縛り就寝しました。
朝方生活による変化
1週間でわたしは朝方生活が定着して快適になりました。
夫は寝不足ながらも頑張って続けていて、身体にも少し変化がありました。
・痩せた
元々細身ですが、さらにほっそりしました。痩せたいわけではないので、本人は無頓着ですが。
きっちり2食お腹いっぱい食べていたのですが、食べる量が少しずつ減ってきたので、胃が小さくなったようです。
・排便の回数が減った
食後は必ず、1日に何回も排便のある体質でしたが、排便の回数が少し減ったと言っていました。
私から見れば、元々回数が多すぎじゃないかと思っていたので、よかったです。
・寝る時間が増えた
特技「すぐ寝る」の発動により、寝入りダッシュの凄い夫ですが、夜中はあまり寝れていません。
それでも布団の中にいる時間が増えたので、少し寝れるようになりました。
手を縛って耐える、日中は我慢、などかなり頑張っていて、疲労も激しいようで、睡眠には良い効果となっています。
コマ切れなので、本人は寝不足を感じていると思いますが。
・アトピーは相変わらず
アトピーは変わらず、赤みがひどく、落屑がたくさん出ます。
肘や脇、お腹から滲出液も出るようになってきました。
夫は滲出液はあまり出ないタイプかなと思っていたのですが、やはり来たかという感じです。
ステロイドは2回、局部に少しだけ使ったようですが、それ以外は化粧水や保湿クリームでなんとか耐え凌ぎました。
・ビワの葉湿布をマスター
掻き壊してしまって滲出液が出てしまった部分、そのままでは痒いし、クリームなどはシミて痛い。
そこで夫はビワの葉湿布をマスターし、ビワの葉部族となりました。
滲出液の出ている患部にビワの葉を貼って、腕カバーや腹巻きどで止める。
ビワの葉だと痛くないようで、しかもいい感じに蒸れるので保湿にもなるんだとか。
ビワの葉の体温でもじっくりエキスが流れ出てるので、ビワの葉の効能も得られます。
とまあ、夫の方は身体の変化というより、様々な特技を習得し対応力がついたみたいな一週間でした。
中々辛いようですが、頑張るぞと気持ちは前向きです。
夫もとりあえず4ヶ月、子午流中な朝型生活、信じて続けていきます。